こういうウィルスも存在します

ワームやトロイの木馬のように直接的にコンピュータに感染して害をなすプログラムを発信するようなもののことをコンピュータウィルスのように言われていますが…

コンセプトウイルス

ワームやトロイの木馬のように直接的にコンピュータに感染して害をなすプログラムを発信するようなもののことをコンピュータウィルスのように言われていますが、実はそんなプログラムを送り込むためにも準備を要するというのは考えれば思いつくことでしょう。日々ウィルスも進化してシステムに与える害の大きさも大きくなりますが、それと同時に企業の悪意あるプログラムに対する対策ソフトも日々進化しています。既存のものでは引っかからなくなれば、当然製作者としては新しいものを製作しなければいけません。製作するにしても作り出すという事になれば、やはり時間と労力を惜しむことになります。おまけに既定のプログラムを入れてしまえばすぐに検知されてしまうので、効果を発揮する前に削除されてしまいます。それでは作った側の苦労というものが水の粟になります、それを考えると日々脅威を削除してくれているアンチウィルスソフトの力というものの凄さを感じることができますね。普段に何気に使っているソフトですが、インストールしているとそれだけで大部分は保護してくれているということ、そしてソフトを作っている会社が持っている技術がハッカーが作っているようなプログラムとは桁違いの性能を持っているということも理解できるでしょう。

ですが、やはり人間が作っているということで欠点というものが存在しているのも仕方のないことです。大部分はそんな欠点が築かれないように綿密に細工されていると思いますが、その小さな穴を見つけるようにしてハッカーはある特殊なプログラムを使って発見しているのです。そのプログラムのことを『コンセプトウィルス』というモノです。聞いたことないですよね、普通に生きていればまず触れる事のない存在だと言ってもいいでしょう。私もこの原稿を書いているときにその存在を知ることになったというレベルですから、そこまでパソコン関係に詳しくない人ならなおのこと下手をしたら一生の規模で聞くことはないといってもいいのではないでしょうか。知らなかった人はこの機会に知っておくと、もしかしたら何かしらのためになるかもしれません。

単体では害はない

こちらのコンセプトウィルスですが、例えば所有しているパソコンに感染すれば遠隔操作を可能にしてしまう、中に格納している秘密情報を引き出してしまうといったような機能を引き出してしまうという性質は持っていません。むしろ単体でならほとんど害をなすことのない存在なのです。このプログラムが有効に発揮する瞬間とは、それは特定の更新されたプログラムに対して、さらにそのプログラムに侵入するときにハッカーが使うときにその真価を発揮することになります。

これはまずそれまでに改善されたと思われたプログラムが更新され、提供されるとハッカー達はまずこのコンセプトウィルスを使ってこのプログラムを調べます。そしてそのプログラムの中にある特徴を見つけてくるのです、それは『セキュリティホール』という更新されたプログラムにある脆弱性という欠点を見つけ出すのです。コンセプトウィルス、それはつまり抜け穴を探し出す探知機のような役目を担っているのです。見つけられた穴からそのプログラムの脆弱性をつけるようなウィルスを製作するためにハッカーは作業に入ります。

毎月アップされる図脆弱性を改善したプログラムとは一体何のことなのかと悩むときもありますが、このコンセプトウィルスによって常日頃から穴を見つけられては対策講じられているということなんですね、企業としても毎日はハッカーとの対決で相当苦労しているんですね。まさしく一進一退の攻防を繰り広げているといったところでしょう。

油断大敵

コンセプトウィルス単体ではそこまで脅威を発揮しないことは理解できましたが、とはいえ完全に名前だけで確認して油断していると本物のウィルスに感染してしまうということが実例としてあるそうです。確かにコンセプトウィルスは単体ではそこまで危険に感じる必要はないと高をくくるのは間違いだ言うことは理解しておく必要があります。つまりはコンセプトウィルスに感染してしまうということになっても、放置しないですぐさま削除することが一番良いということでしょう。

コンセプトウィルスとそうでない名称だけが同じウィルスとの判別についても実はかなり難しくなっているというのが現状でして、判別するのは難しいと言われています。とにもかくにもこちらのコンセプトウィルスに感染したとおもったら真っ先にソフトを使って消すことが何より安全な方法だと言うことです。利用できないようなものをパソコンに残しておいてもしょうがないですし、役に立たない、もしくは見たことのないファイルがあったら真っ先に消したほうがパソコンとしての要領をあけられるということにも繋がりますから、ひいては自分のためになると思っておいたほうが何となく得をしていると思えるのではないでしょうか。

 
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